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2ヶ月で150万円という値動き、ノーチラス5711/1A-010

2019年に入って、ノーチラスの値動きが、これまでより更に目立っていますが、中でも値動きが激しいのがコンプリケーションだといえます。

これまで、ノーチラスにおいて最も派手な動きと感じたのは3針で、一時は年次カレンダーより5711/1A-010のほうが高いという状態ともなっていましたが、今となってはコンプリケーションのほうがだいぶ高い水準となっています。

そういった意味では、2017年よりさらに派手な値動きとなっている5711/1A-010ですが、2019年では、それよりさらにコンプリケーションが値動きしているため、やや影に隠れてしまうというのが残念なところ。

実際、5726/1A-010はや5980/1A1000万円以上という水準となっており、その動きも5711/1A-010より凄い水準であるため、3針が霞んで見えてしまっても仕方がありません。

そうはいっても、5711/1A-010の動きは、決して停滞しているわけではなく、むしろ、目立った動きだった印象の2017年と比べても、遜色ないどころか、さらに凄い動きとなっているわけです。

そういった意味では、値上がり状態だった2018年に、かなり“割高”と感じた500万円台後半で、この5711/1A-010を買っても全く問題なかったといえるのが面白いところだと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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