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5ヶ月で5万円の上昇、シードゥエラー116600

2019年になってから、ロレックスの多くのモデルが目立った上昇となった反面、7月以降は値下がりに転じたモデルが多い状況です。

しかし、この116600に関しては、7月以降も値下がり傾向となっておらず、他の人気モデルとは異なる動きとなっている様子であるのです。

以前からお伝えしているように、7月以降に値下がりとなったモデルの多くは「現行・人気」という要素がある反面、値下がりしていないモデルには「レア・マニアック」という要素を感じることができます。

116600は、生産期間が短いレアモデルだけに、どちらかというとマニアックなモデルだといえますが、そういったキャラクター性が今の評価につながっているのかもしれません。

ただ、この116600という存在は、2017年以降、値動きの傾向が他の人気ロレックスとは異なり、「なぜ変動したのか」を推測するのが難しい存在でもあります。

そういった意味では、値下がりモデルが多い今において、逆に値上がりしているという状況は、まさに異なる動きともいえ、まさにこれまでの116600の動きと同様です。そういった意味では、違和感がないといえる値動きだと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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