2019年になってから、ロレックスの多くのモデルが目立った上昇となった反面、7月以降は値下がりに転じたモデルが多い状況です。
しかし、この116600に関しては、7月以降も値下がり傾向となっておらず、他の人気モデルとは異なる動きとなっている様子であるのです。
以前からお伝えしているように、7月以降に値下がりとなったモデルの多くは「現行・人気」という要素がある反面、値下がりしていないモデルには「レア・マニアック」という要素を感じることができます。
116600は、生産期間が短いレアモデルだけに、どちらかというとマニアックなモデルだといえますが、そういったキャラクター性が今の評価につながっているのかもしれません。
ただ、この116600という存在は、2017年以降、値動きの傾向が他の人気ロレックスとは異なり、「なぜ変動したのか」を推測するのが難しい存在でもあります。
そういった意味では、値下がりモデルが多い今において、逆に値上がりしているという状況は、まさに異なる動きともいえ、まさにこれまでの116600の動きと同様です。そういった意味では、違和感がないといえる値動きだと感じます。
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