この16628NGSは、アベノミクス以前である2011年12月において、138万円という水準でしたが、アベノミクス以降に大幅に上昇。2018年2月の時点では約248万円という水準となっています。
そして、同じ2018年の12月には約258万円となったのですが、それから1年後の現在では25万円の下落。2019年といえば、夏過ぎから値下がり傾向が目立っていますが、そういった動きに該当する時計の多くは2018年より高い状況となっています。
しかし、この16628NGSの現在水準は、2018年2月よりも安い状況となっているため、他のロレックスの主な事例を考慮すると目立って安くなった印象です。
ちなみに、このヨットマスターには16628NGRというさらに高値な仕様がありますが、そちらについては値下がりとはなっていない様子。
NGSは、ドットがダイヤ、バーがサファイアという仕様ですが、NGRはすべてルビーとなっています。
以前から、NGSよりNGRのほうが「ずいぶん高い」という印象がありますが、NGSが値下がり傾向となっている今、NGRのほうはそうなっていないというのが興味深いと感じます。
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