2019年といえば、上半期に目立って上昇、夏過ぎから下落というモデルが目立ちますが、この116660黒文字盤の場合、2019年上半期において、あまり値動きしていなかったといえる様子でした。
そのようなこともあり、2019年8月の値下がりは、2018年11月時点との比較だったのです。
この116660黒文字盤は、2018年11月時点で108万円という水準で、それから大きく変わる様子がなかったといえます。
ですから、この116660黒文字盤は、ピークが2018年11月頃となるわけで、他のロレックス人気モデルと比べて動きが随分違うと感じます。
そして、回復した今の水準は、ここ数年において最高値といえる108万円に対して、3万円程度の差にすぎないのですが、それでも「2018年水準より安い」ということになってしまうのです。
人気モデルの場合、2019年上半期と夏過ぎで、数十万円単位の下落となっている場合が珍しくありませんが、上半期かなり目立った上昇をしていたため、そういった値下がりでも、実は2018年水準より高いモデルが多いのです。
この116660黒文字盤という存在は、人気モデルというキャラクターに見えますが、Dブルー文字盤や126660など他のシードゥエラーの影に隠れるような存在感となっており、意外なお得感を持つスポーツロレックスといえるのではないでしょうか。
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