このW31040H3は、3針のグリッド付きというモデルですが、「グリッド」という存在自体が腕時計ではレアアイテム。グリッドはパシャCのグレー文字盤やサーモンピンク文字盤にも文字盤のデザイン要素として表現されていますが、パシャのアイコン的アイテムだといえるでしょう。
そのため、グリッドモデルは従来から人気があり、「グリッドなし」の3針に対して相場が高い傾向があります。
しかし、今ではグリッド無しと大きく相場も変わらず、中古高級モデルとして安いと感じる価格帯となっています。
グリッドという存在は、「プールで泳げる時計が欲しい」というパシャ誕生のストーリにも関連するといえるわけで、その歴史的正当性と機能性があるといえます。
そういった意味では、グリッドは、腕時計ファンとしては無視できない要素だといえ、安く買える今、検討してもよいのかもしれません。
|