この16628は、2016年6月に約172万円という水準だったのですが、その時期と比べても現在水準は、13万円の差にとどまります。
他のロレックスの場合、2016年⇒2020年では100万円以上の値動きとなっているモデルも珍しくなく、まして金無垢のような高価格帯となると、そういった傾向をより見かけます。
しかしながら、この16628は2016年⇒2020年の変化が13万円といった水準であるため、様々な観点からお得感があるといえるわけです。
なお、この16628は2012年⇒2016年という期間が、確認できた中では最も動いているといえます。
2012年8月の水準が115万円だったのに対し、2016年6月が約172万円。3年10ヶ月の間で約57万円の上昇となっていました。
2012年⇒2016年の間にはアベノミクスという出来事があったため、多くの時計が目立って上昇しましたが、そういった時計の多くは、その後も値上がりが継続しています。
それに対して、この16628は、アベノミクス時”以外”に関しては値動きが地味となっているわけで、他のロレックス事情を考慮すると珍しい動きをするモデルだといえるかと思います。
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