この270.8.54は、時期によっては、他の個体より目立って安い個体が1つだけ出現するといったように、相場が掴みづらい傾向があったことがありますが、現在の様子はそうではありません。
なぜなら、ボトム価格が約44万円、次に安い個体が約45万円、その次が約47万円というようになっているからです。
ですから、この270.8.54は1年前と比べて10万円程度の値下がり状態だといえるわけです。
なお、現在水準ですが、これは2016年7月水準よりも安いため、この4年で最も安いといえる状況だといえます。
マニュファクチュールかつコンプリケーション的機構、及び文字盤をひっくり返すと他の時間帯が出現するといった粋な仕掛け。このような腕時計は他になく、なにかと人気要素がある時計だと思います。
しかし、今の水準は2016年夏頃より安い状況となっているため、検討する価値のある1本だといえるでしょう。
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