このシーマスターは、WGベゼルを搭載する「高級モデル」。
現在のシーマスターには大きく150m防水タイプと300m防水タイプの2種類があります。
ロレックスブームが起きた頃のラインナップは120mと300m。
その時高級だったのが300mのほうです。
で、その300mにホワイトゴールドベゼルを搭載して「高級化」したのがこのモデル。
シーマスター300mのデザインというと2531.80のイメージですが、それをなんだか“近代化”したのがこのモデルのデザインテイストといった感じ。
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この2230.50のデビュー年は2005年頃だと思うのですが、筆者のうっすらとした記憶の中では2000年頃に発売されたと思ったりもしました。
というのも、このデザインの初出は1999年に登場した「アメリカズカップ限定モデル」。
その同じ2000年頃登場した「GMT」ともデザインのテイストが似ていますね。
なお、回転ベゼルだけホワイトゴールド製っていうと、ヨットマスターロレジウムを想像します。
ちなみに、ロレジウムの登場は1999年のバーゼル。
アメリカズカップ限定モデルが出たのは1999年の秋から冬頃だったと思うので、影響を受けたのかもしれません。
いずれにしても、ステンレススチール製のダイバーズウオッチにベゼルだけ金とかプラチナという希少金属を使う、という手法はとってもお得に高級感あるデザインを楽しめて良いですね。
この2230.50、かつての新品実売価格は17万円前後でした。
ということは、現在の中古価格はかつての新品価格の同水準。
最近この価格帯の時計によくあることですが、「程度の良い物」を探す必要があります。
現在程度の良い物は大体20万円前後する、といった感じです。
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