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2ヶ月で10万円以上の下落、サブマリーナ116610LN

ここ1年の値動きとして、『2019年上半期に目立って上昇⇒夏に下落⇒秋に下げ止まり⇒2020年2月前後に回復傾向』といったトレンドだったといえますが、新型コロナウィルスによる影響から、多くのモデルが再び下落傾向となっています。

116610LNの今回の値動きもまた、そのような影響だといえ、まさに他の人気モデルと同様の動きをしているといえます。

なお、現在の約94万円という水準ですが「どの時期に近いか」というと2018年8月の約91万円だといえるでしょう。

この116610LNだけでなく、他の値下がりしているロレックスの水準の多くが、2018年1月から8月ぐらいまでの水準に近いような状況となっているように感じます。

今後どういった様子となるかは分かりませんが、もしも2016年水準と同等となったならば70万円台、2012年と同等ならば50万円台となるわけですが、2012年程度の水準になって初めて「コロナショック」と表現できるかと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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