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約1年半ぶりに30万円台、サントスガルベW20098D6

今回のこの値下がりは、おそらく新型コロナによる下落トレンドに影響されたものでしょうが、そういった値動きをするモデルは“人気”といった傾向が多いため、サントスガルベXLの注目度が高いことを示しているとも感じます。

サントスガルベの現行モデルは、ベルトが簡単に脱着できるという良いポイントがありますが、その一方で、ベゼルの鏡面部分のデザインが往年のサントスとは異なるという点があります。

このXL含め、往年のサントスは、ベゼルの鏡面部分が文字盤周囲を囲むデザインであるのに対し、新型ではブレスレットと一体化されたようなデザインとなっているわけです。

ですから、従来デザインを求める場合、旧世代が良いとなるわけですが、LMサイズでは今の基準ではやや小さいという印象もあるため、このXLがちょうどよい選択肢だと判断されている方が多いのだと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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