腕時計投資新聞

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3448の再来、パテックフィリップ5396年次カレンダー

5035が現行だったとき、

すごくかっこ良いと評価された、別の年次カレンダーがありました。

それがこの、ドイツのWEMPEという時計店とコラボして出した5125です。

#patek #wempe #5125 #rosegold #patekphilippe

Alejandro. Facciniさん(@alfaccini)が投稿した写真 –



で、5125のデザイン元とよくいわれるのが3448です。

Gorgeous Patek Philippe #3448; the first automatic perpetual calendar they made. Picture via @pebonnet 👌🏻 #whatchs

WHATCHSさん(@whatchs)が投稿した写真 –



いやー、5125かっこいいですね!

そして、3448はもっとかっこいいですね!

すごく良い。。

なぜ、パテックフィリップは5125を現行モデルにしないのか、と5035が現行だった時、筆者は思いました。

その願いが届いた?のかその後年次カレンダーは“三つ目”から“窓”にデザイン変更

しかし、当時の文字盤はとても1920年代風な印象。

配置こそ3448ですが、デザインは全然それっぽくありません。

当時、最も近代的な3448系譜であるWEMPE5125を超えているとはいえませんでした。

しかし、2010年に文字盤デザインが変更。(上記のあくまでデザイン変更なのでリファレンス番号変わらず)

すると、非常にかっこいいじゃないですか!!

これぞ、近代的な3448。

2010年当時の定価は415万8000円

新品定価で買ったとしても今の中古相場とそんなに遜色ありません。

ちなみに、2010年以前の旧文字盤は398万円という価格で2014年に取引されています。

WEMPE5125が時計相場が全体的に安い時でも500万円以上で平気で取引されていますから、現在の相場水準はそれと比べると安いといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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