2010年と2020年では、大きく変動しているパネライが多々あり、特にそういったモデルはこの49番と同じ頃にデビューしたモデルという傾向があります。
また、2010年といえば、全体的に腕時計が安い時代という印象です。
ただし、パネライに関して注意しなければならないのは、2010年頃でもそこまで値下がりしていなかったモデルが存在するという点です。
当時特に目立って下落していたのは、手巻き44mmで、ルミノールベースなどは25万円前後という水準になっていました。
それに対して40mmは比較的高く、この49番の当時の水準も手巻き44mmより随分高かったのです。
しかし、今では手巻き44mmと49番は同水準となっています。
自動巻40mmの革ベルトは、実はブレスレットよりも長らく生産されたという経緯があるため、需要があるモデルなのでしょうが、中古相場の文脈では評価されづらいのかもしれません。
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