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2020年7月21日更新

2年前水準とほぼ変わりない、ブレゲマリーン2 5817ST/12/5V8

ですからこの5817ST/12/5V8は、2年前からほぼ値動きしていないということになるのですが、他のラグジュアリースポーツはこの2年で大きく動いたモデルが多いといえるため、お得感を感じる存在だといえるでしょう。

また、2016年5月水準は約95万円だったのですが、それと比べてもそれほど大きく動いていないため、他のスポーツ系と比べてお得という印象がより一層強くなるといえます。

この5817ST/12/5V8にはフレデリックピゲ製ムーブメントが搭載。また、ブレゲ針、ケースのフルート模様といった伝統的要素を含み、それらが良いバランスでまとめられており、かなりな高級感を感じます。

そして、クラシカルな要素をあえて多く採用する一方で、その雰囲気はどことなく近代的。そのようなキャラクターの場合、“お得感”といった要素から程遠い存在が多い印象ですが、このマリーン2の場合は“お得感がある”といえるため、とても狙いめな1本だといえるのではないでしょうか。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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