腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」

1ヶ月で150万円台から160万円台に、GMTマスター2 116710BLNR

6月から現在までにかけて、116710BLNR「1ヶ月ごとに価格ステージが変化する」といった値動きとなっているわけですが、もしもその値動きが続いたならば、次は170万円台となります。

仮にそうなったならば、2019年5月のピーク水準に近くなるのですが、他の腕時計において2019年上半期水準に近くなったり、それを超えたというモデルが出ている今、そうなっても不思議でないといえます。

なお、現在水準の約163万円ですが、これは歴代2位といいたいところですが、実はそうではありません。

116710BLNRは2019年3月の生産終了前から高くなる様子がありましたが、生産終了後はさらに上昇。2019年4月水準は約167万円となっているため、現在水準よりも高いのです。

そして、その1ヶ月前の2019年3月水準が約155万円。これは税率10%換算にしても約158万円であるため、現在水準よりも“安い”といえます。

また、2019年5月よりも後の水準でボトム価格が160万円台という時期は確認できていないため、現在水準は歴代3位といったところだといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -