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2020年9月13日更新

お客様の逸品腕時計 紹介 ~Cream Daytona 116520 K MK1~

こんにちは!

コミット銀座の金子でございます!
本日はお客様の私物腕時計のご紹介です。

常連様が素敵なデイトナを着けられておりましたので、
写真を撮らせていただきました!

はい!クリームデイトナ、”Ref.116520”でございます。

P・K・Y・F番に存在する、クリームデイトナ
以前は単なる焼け扱いのモデルでしたが、
ここ数年で格段に評価が上がったモデルですね。

文字盤制作時のカラー付けに、
時間経過により色が変わってしまう性質の着色料を使用しているため
クリーム色に変化するようです。

今回ご紹介の個体はK番になります。

MK1、MK2のダイヤルでクリームダイヤルを確認しておりますが、
この個体はMK1ダイヤルでございます。

こちらは当店の白文字盤(ランダム番)との撮り比べになります。
こう見ると色の差は歴然ですね。

細針やインダイヤルの落ち着いたシルバー色も
この年代の特徴で非常にレトロな雰囲気を持ったモデルとなっております。

このダイヤルはライトの関係で見る場所によって、
色の濃さが変わるんですよね。

その点が非常に面白く、、
真っ白に見えたり、濃厚クリームに変化したりと
様々な表情を見せてくれる変化ダイヤルになります。

常連様とお話していたのですが、、
このダイヤル、電車に乗っている時に物凄くクリーム色に変化するんですよね。
これは私も同感でクリームダイヤルを所持している方には
共感していただけるのではないでしょうか(笑)

濃さの度合いも良かったですが、
個体としての状態も非常に良かったです。

恐らくノンポリッシュであろう個体で、
持った時の印象が非常に良い、素敵な状態をキープしておりました。

最近また見かけなくなってきた印象のクリームデイトナ”Ref.116520
状態が良く、しっかりと色の濃さを持った逸品でございました。

O様、いつも素敵なモデルを見させていただき有難うございます!
またのご来店お待ちしております!!

●この記事の執筆者
金子剛
コミット銀座 鑑定士 (時計鑑定歴15年) 2020年よりエグゼクティブ・アドバイザー就任。 腕時計の知識、相場観には定評があり、特にヴィンテージロレックスのマニア気質が高い。 現在、ヴィンテージロレックスに特化したサイト、CVWD.JPを制作。

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