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130万円ほどの上昇、ロイヤルオーク14790ST.00.0789ST.08

2020年といえば、緊急事態宣言の影響により4月5月は目立った下落トレンドとなっていましたが、7月頃からロレックスを中心に値上がり傾向となるモデルを見かけるようになっています。

そして、ロイヤルオークについても、3針は特にそういった傾向が強いと感じ、この数ヶ月において、多くのモデルが過去最高値更新といったような水準に上昇している様子があるのです。

特に評価されているのは青文字盤だといえますが、15400STのそれは現在400万円以上という状況。ブティック限定で数が少ないため、以前から15400STの中で抜きん出て高い傾向がありましたが、今や15202に近いほど高くなっているわけです。

この14790ST.OO.0789ST.08が250万円台になったのは驚きでありますが、近頃におけるロイヤルオーク事情からすると、なんら違和感ない動きといえます。

それと同時に、この14790ST.OO.0789ST.08含め、ロイヤルオークは「やっと元祖雲上スポーツ」の強さを見せつけている状況だと感じます。とはいえ、この250万円台という14790ST水準は、まだまだノーチラス3800/1Aには遠いため、今後どうなっていくのか楽しみでもあるといえるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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