2017年頃まで、このCS3140は30万円台だったわけですが、単に「手巻き、クロノグラフ、YG」という要素だけを見ても、30万円台はYG最安値といえる価格帯だったといえます。
まして、このCS3140には、ドーム型風防といった凝った要素があるわけで、その見た目の良さは一級。なぜ、YG最安値といえる評価だったのか、今となっては不思議です。
なお、このCS3140、1999年頃における定価は58万円(税別)だったため、現在中古相場はかつての定価に近いといったところ。
復刻カレラのYGという内容からすると、50万円台でも「安い」と感じられる一方、かつての定価、及び2017年頃までの中古水準を考慮すると「高くなった」とも表現できる側面があるといえるでしょう。
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