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最も目立った値動きといっても過言でない、サブマリーナ116619GLB

今年9月に新作が発表されたことによって、旧6桁モデルが派手に値動きしているサブマリーナ。

現在、特に値上がりしているといえるのが、K18モデルでありますが、以前の記事でもお伝えしたように、それらは現在400万円台となっているのです。

SSモデルの場合、「生産終了発覚後に上昇、その後は値下がり」という値動きが見られますが、K18については、あまりそういった現象が見られないというのは興味深い点だと思います。

そして、今回お伝えするのは、そういったK18サブマリーナの中で“最も目立った”といっても過言でないほどの値動きとなっているモデル。

それこそが、116619GLBなのですが、これはK18サブマリーナの「さらに上」という存在。つまり、ダイヤ文字盤のK18モデルなのです。

ダイヤ文字盤といえば、4桁世代から長らく存在していたサブマリーナの豪華版でありますが、現在のラインナップでは「廃止」となっている様子。もちろん、現行モデルは9月に出たばかりですから、今後ダイヤ文字盤が復活する可能性は無いわけではありません。

とはいうものの、リファレンス「G」のダイヤ文字盤は、旧6桁世代では2014年頃に廃止。生産年が5年程度という希少性が高いモデルであるのです。

ちなみに、旧6桁サブマリーナの青文字盤は、デビュー時には“マットな”タイプでしたが、2014年頃に5桁世代同様の“光沢のある”サンレイタイプに戻されています。

ダイヤ文字盤はそのタイミングで廃止となったため、“マットな”文字盤しかないわけです。

なお、この“マットな”前期文字盤、当初はあまり評判が良くなかったようですが、今となっては『長いサブマリーナ史の中で“異色”だった』という認識に変化。その結果、以前とは逆に“評価されている”という様子となっています。

また、旧6桁のダイヤ文字盤モデルは5桁と比べて数が少ない傾向があります。

その理由には、6桁世代のほうが生産年数が圧倒的に短いということや、実勢価格が高くなったということが挙げられます。

そういった意味では、この116619GLBは、フラッグシップ的なWGモデルだったため、実勢価格はかなりな高額。おそらく、新品でこれを選んだ人は少ないわけで、その結果中古市場での流通も多くないのでしょう。

そのようなことから、この116619GLBは、今の時代において「レアで高級」という要素を獲得したといえ、そういったことが高評価につながっているように感じます。

では、この116619GLBの現在水準はどうった様子かというと、なんと約529万円という水準。

これは、2019年3月水準と比べて151万円以上の値上がりという様子なのです。

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