ヨットマスター2といえば、オイスター系としては初となる複雑機構を搭載したモデルとして、デビュー当時から意外性があった存在ですが、中でも116681はそういった傾向が強いといえます。
というのも、このモデル、末尾の「1」が示すようにRGコンビという内容。
今ではRGコンビのスポーツモデルは増えたものの、この116681登場まで、スポーツ系はYGコンビのみだったといえるわけで、「異色の新世代モデル」という印象があったわけです。
そしてその相場も同世代のコンビスポーツモデルとしては抜きん出て高い傾向。
116680の場合、かつてそれよりも安かった緑サブなどに抜かされてしまったといった経緯がありますが、116681は他のコンビスポーツに対してぶっちぎりで高いわけです。
実際116681は、シェルやダイヤ文字盤を除くと、最も高いコンビモデル。デイトナ116053やシードゥエラー126603、GMTマスター2の126711CHNRといった比較的新しいモデルよりも高い水準なのです。
そして、今回の値動きについても、他のコンビモデルと比べてそれなりに派手といえる様子です。
そういった意味では、この116681は「コンビモデル上昇の先駆け」なのか、「116681に対する熱い評価」なのかが気になるところだといえます。
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