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初代3針がついに100万円以上という水準、オーバーシーズ42042/423A

これまで、初代オーバーシーズの3針モデルが100万円以上という水準に到達することは、筆者が調べた限りなかったといえます。そういった意味では、初代オーバーシーズの3針は、今回初めて100万円以上という中古水準を達成したといえます。

2017年以降、ノーチラスが以前に増して目立った値動きとなった一方、初代オーバーシーズの中古相場は、「2016年と変わらない」という状況が続いていました。

実際、2016年8月において、この42042黒文字盤は約66万円だったわけですが、先のように2020年夏頃でも70万円前後といった様子。つまり2016年⇒2020年という期間において、ほぼ変わっていなかったといえる側面があったのです。

そんな42042ですが、今や100万円以上という水準になっているわけですから、2020年夏⇒現在というこの数カ月間において異変が起きたといえます。

なお、この初代オーバーシーズには、クォーツモデルもありますが、そちらの価格帯を見ても、値上がりしている印象があります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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