ピンクゴールド製のケースにスモールセコンド。クラシカルなデザイン要素を近代風にアレンジした美しいドレスウォッチだと思います。パテックフィリップのカラトラバのライバルといったところでしょうが、こういうモダン色が強いクラシカルウォッチはパテックフィリップではあまりありません。
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年4月 の安値(ヤフオク) |
2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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オーデマピゲ
ジュールオーデマ 白文字盤 ピンクゴールド 15056OR |
中古 | 6年 4ヶ月 |
¥599,800 | ¥780,000 | 180,200 | 130.04% |
カラトラバの中で最もモダンなデザインといったら5000でしょうが、それよりもっとモダンなのがプチコンプリケーションの5055。
このジュールオーデマのモダンさは5055のノリに近い感じがします。
しかも、デザインだけでなく中身も良いものです。
ムーブメントは手巻きのAP3090でしかも裏スケ仕様。
海外ではパテックフィリップのキャリバー215と比較討論されているAP3090。
当然日本の時計ファンからも評価が高いムーブメントの模様です。
多くの手巻きカラトラバの場合、裏スケ仕様じゃないためせっかくのムーブメントを眺めることは出来ませんが、この時計は裏スケですからムーブメントを眺めることができます。
これってカラトラバと比べて結構優位。
で、このような
この時計を見ていると「時計はカラトラバだけではありませんよ」って語りかかけているようにも見えますが、その語りかけはロイヤルオークの影に埋もれて届きません。
このピンクゴールドのケース、本当に良いですね。
しかもこれ、2010年と比べて約18万円の値上がり。
最近でも、この記事の時計と同じような価格で売れたりしているので、分かっている人からはそこそこ需要がある時計です。
このように一般認知度が低くても、時計の魅力に支えられる強い時計もあるのです。