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値動きが派手になった、オーバーシーズクロノグラフ49150/B01A-9095

数ヶ月で50万円の上昇ということは、他の人気モデルを見ると珍しくありませんが、2代目オーバーシーズでは初めてだといえるかもしれません。

筆者は2016年からこの49150/B01A-9095を追っていますが、このような変動は見たことがないのです。実際、2016年6月の49150/B01A-9095水準は、140万円だったわけですが、2020年9月水準は168万円。ということは、2016年と2020年水準の差は28万円となります。

つまり、この49150/B01A-90954年という単位でも28万円の上昇という動きだったわけですから、今回の「50万円の上昇」という値動きは前代未聞だといえるのです。

そういった意味では、現在のオーバーシーズの様子は「勢い」を感じられる状況なのですが、同時に、ノーチラスロイヤルオークのようになりつつあるのではないかと期待してしまいます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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