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1年5ヶ月で約260万円の上昇、ロイヤルオーク25860ST.OO.1110ST.03

この25860ST.OO.1110ST.03を初めて取り上げたのは、2016年4月のことだったのですが、その際の水準は約149万円でした。

そして、その後、このモデルは2018年8月に約222万円にまで上昇。その際、2年4ヶ月で約72万円の上昇という値動きを見せたのですが、2020年2月には2018年8月水準よりも安いという状況になってしまっていました。

そんな25860ST.OO.1110ST.03が今では、約474万円という水準。これまでとは全くもって異なる価格帯にまで変化してしまったという印象です。

なお、この25860ST.OO.1110ST.03は、以前の記事でもお伝えしたように、14790世代のモデル。14790といえば、青文字盤が現在300万円以上となっており「かなり高くなった」というイメージがありますが、それに対してこの25860ST470万円台という状況。

ですから、14790世代においては、3針よりもクロノグラフのほうがだいぶ評価されているということになります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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