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久々の上昇、パシャ38mm W31059H3

パシャといえば、このところパシャCが目立って上昇という傾向がありますが、パシャ38mmにおいては、そこまでの変化となっているモデルはあまり目立ちません。

そういった中、この新グリッドは、今回、2010年、2017年を上回る状況となっているため、「パシャC並な変化」が起こったともいえるでしょう。

とはいうものの、「パシャC並の変化」というためには、リーマン後の水準を“それなりに上回っている”となる必要があります。

パシャCの例だと、『リーマン前=20万円前後(18万円ぐらいで安いという感覚)⇒リーマン後=13万円程度⇒ここ数年=15万円前後』といった状況だったのが、今年になってから『20万円以上』となったわけです。

そういった意味では、「パシャC並の変化」となるためには、リーマン前を凌ぐ水準となる必要があるわけですが、約39万円という現在水準はリーマン後よりも“やや高い”といったところであります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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