パシャといえば、このところパシャCが目立って上昇という傾向がありますが、パシャ38mmにおいては、そこまでの変化となっているモデルはあまり目立ちません。
そういった中、この新グリッドは、今回、2010年、2017年を上回る状況となっているため、「パシャC並な変化」が起こったともいえるでしょう。
とはいうものの、「パシャC並の変化」というためには、リーマン後の水準を“それなりに上回っている”となる必要があります。
パシャCの例だと、『リーマン前=20万円前後(18万円ぐらいで安いという感覚)⇒リーマン後=13万円程度⇒ここ数年=15万円前後』といった状況だったのが、今年になってから『20万円以上』となったわけです。
そういった意味では、「パシャC並の変化」となるためには、リーマン前を凌ぐ水準となる必要があるわけですが、約39万円という現在水準はリーマン後よりも“やや高い”といったところであります。
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