お知らせ
斉藤由貴生は、本を執筆中のため、しばらくの間、短い文章でお伝えさせていただきます。新刊は、早ければ2021年12月頃に発売される予定です。
ロイヤルオークオフショア 25721ST.OO.1000ST.01
近頃、ロイヤルオークの伸びが凄まじく、その勢いはノーチラス以上といった印象です。
しかしながら、同じロイヤルオークでも「オフショア」になると、そういった様子は感じられません。
実際、2000年代前半頃、SSモデルの中では最も高いといっても過言でなかったロイヤルオークオフショアは、現在3針ロイヤルオークよりも安価という状況。
2002年において、ラバーベルトのオフショア、25940SK.OO.D002CA.02は100万円以上という新品実勢価格でしたが、その際3針ロイヤルオーク(14790ST青)は約55万円。ちなみに、ノーチラス&アクアノートも90万円前後でした。
それが今や、25940SK.OO.D002CA.02が220万円台である一方、14790ST.OO.0789ST.08は400万円以上という状況であるのです。
そういったことから、オフショアはあまり伸びないという印象があるのですが、この25721ST.OO.1000ST.01については、オフショアの中で「伸びているほう」だといえる存在だといえます。
これは、1993年に登場した、オフショアの初代モデルなのですが、2002年時点での新品実勢価格は、約123万円(当時の税込換算)でした。
ちなみに、ラバーベルトの25940SKは、これと同等か、やや安いといった価格帯となっていました。
では、この25721ST.OO.1000ST.01の現在における中古相場はどうなっているのかというと、388万円という状況。2002年において、同水準だったオフショア25940SKのボトム価格は、現在約220万円ですから、やはりこの25721STは「評価されているオフショア」だといえます。
オーデマピゲロイヤルオークオフショア25721ST.OO.1000ST.01の価格比較
時計名 | 状態 | 2002年6月の新品実勢価格 | 期間 | 2021年11月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア 25721ST.OO.1000ST.01 |
新品 | ¥1,231,545 | 19年 5ヶ月 |
¥3,880,000 | 2,648,455 | 315.05% |