ピンクゴールドは腕時計に使われる素材の1つである。金製品に使われるのは主にK18だが、その金の配合は75%。そして残りの25%に混ぜる素材によって様々な色を作ることができる。

ピンクゴールドの場合、

金75%　銀5%　銅18%　パラジウム2%

もしくは

金75%　銀10%　銅15%

のようにパラジウムを配合しないものもある。

ローズゴールドとの違い

ローズゴールドとピンクゴールドには明白な配合率は定められておらず、作り手が自由につけることのできる名称である。そのため、メーカーによってピンクゴールドとローズゴールドを使い分けるケースもあれば、「ピンクゴールド」という名称しか使わない場合もある。

例えば、フランクミュラーの場合この素材を「ピンクゴールド」と呼ぶ。

また、メーカー側が「ローズゴールド」という名称をつけているのに「ピンクゴールド」と表記されて販売されれいるケースがある。ただしその逆、「ピンクゴールド」という名称が「ローズゴールド」と表記されることは少ない。

腕時計価格の位置づけ

以下は腕時計におけるピンクゴールドの位置づけを分かりやすく表したものである。（100%正確な相関ではない）

上記はブレスレットが装着されブレスレットとケースが同一素材の腕時計を想定している。