2020年9月頃から、パシャの評価は高まっている傾向がありますが、これまでそういった様子が見られたのは、主にパシャC。同じ時期、比較的人気があったといえるパシャ38mmについては、そこまでの値動きがなかったのです。
それが、今、このN950が目立った評価となっているわけですから、ようやくパシャC以外の「パシャ」も評価されるようになってきたといえます。
なお、パシャ38mmといえば、『“アベノミクス後”よりも“リーマンショック後”のほうが高い』(ロレックス人気モデルとは逆)という傾向がありますが、このN950も、2017年5月水準が約29万円、2010年12月水準が約36万円でした。
長らく、リーマンショック後水準を超えることがなかったこのW3105055は、上昇した結果、今や40万円台となっているわけで、約11年ぶりに2010年12月水準を上回ったといえるのです。
斉藤由貴生 新しい著書のご案内
資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
|
|
データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 333ページ |
|