116519メテオライト文字盤は、490万円台になったとき「かなりな上昇」という驚きがありましたが、その相場は今や790万円台という状態に変化しているのです。
こういった事例から思うのは、「一旦評価されると、拍車がかかる」ということと、「底力があるモデルでも、その良さが再確認されるまでには時間がかかる」ということだと思います。
実際、この116519メテオライト文字盤は、2003年の登場時に、かなり目立った存在だった一方、2010年代中盤頃の中古相場は、他のデイトナと比べてそこまで高いというわけではなく、値動きも地味。
それが、2021年から目立った値動き起きるようになると、その後は“8ヶ月で約154万円の上昇”(2021年1月⇒9月)といったことや、今回のように“6ヶ月で約299万円の上昇”という値動きとなるわけです。
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