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安いの発見、ブルガリ『スポーツクロノ』CH35G

ブルガリスポーツクロノ」は2002年より「ディアゴノクロノ」と名前が変更になったモデルです。

この時計、何度か小変更がなされていて、大きく3つに分けることができます。

  • 文字盤に「BVLGARI」表記なし
  • 文字盤に「BVLGARI」表記あり
  • 文字盤に「BVLGARI」表記ありでベゼルの「BVLGARI・BVLGARI」フォントサイズが大きくなる
  • 上記モデルは文字盤に「BVLGARI」表記なしなので、この3つ中一番古いモデル。

    相場においてこの「BVLGARI」表記なしモデルが最も安いのですが、それでも新し目のモデルと比較して大きな差があったとしても5万円程度の差という印象です。

    で、これが約32万円

    これは、ロレックスのエクスプローラ(14270)が20万円前半で売られていた時と同じ相場です。

    この金無垢のスポーツクロノ、

  • 相場が全体的に安めの時は20万円後半〜30万円前半という感じ。
  • 相場が高くなると40万円台以上
  • となる分かりやすい時計なのです。

    実際、2012年9月には24万9800円という相場です。

    それが、今、32万円ととても安い水準になっているのです。

    しかもこの現象、アルミニウムシリーズの金無垢バージョンであるAL38Gも同様。

    ちなみに、この金無垢クロノグラフとサブマリーナコンビ(16613)はかつて同程度の相場だったので、コンビのロレックスを選ぶか、金無垢のブルガリを選ぶかなんて迷っていたのですが、現在の相場は雲泥の差。

    筆者個人的には、金無垢のブルガリクロノグラフは非常にかっこ良く思え、これが30万円前半は安いと思います。

    ただ、こういう状況下で謎の値下がり状態なので、売る時のことを考えると得かどうかはわかりません。

    円高になりつつあるとはいえ、この時計が安い2009年頃のほうが今より円安、しかも金の相場にも大きな変化はない状況です。

    ということで、単に安いの発見!

    このCH35Gとても良い時計だと思います。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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