先日、116688の記事でお伝えしたように、600万円台という水準でも、「ヨットマスター2」という上級モデルとしては、他のK18モデルと比較して、相対的に高くないという状況です。
まして、この116689は約478万円で購入可能であるわけですから、旧6桁世代のK18スポーツモデルとしては、現在、最も安い価格帯に位置する存在だといえるでしょう。
レガッタクロノグラフという、ロレックスオイスター系としては、かなり珍しいコンプリケーションメカニズムを備えるヨットマスター2ですが、そのホワイトゴールドモデルにお得感があるというのは興味深い状況だと思います。
なお、筆者はこの116689の相場を2016年から追っていますが、これまでに最も激しい値動きがあったのが、2020年11月⇒2021年5月。その際、この116689は『半年間で約99万円の上昇』となっていました。
それに対して、2021年5月から現在までの値動きは、『11ヶ月間で60万円程度の上昇』。
2022年といえば、1月2月に目立った上昇があり、K18モデルも多くが値動きしていますが、それらと比べて、この116689の値動きは、そこまですごいとはいえません。
さらに、現在「生産終了」という要素もあるわけですから、この116689は、いろいろなことを考慮して、かなり穴場的選択肢だと感じます。
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