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現在相場考察

大きな変動がない、ブルガリブルガリBB33GLSKP(ホワイトゴールド)

2022年5月27日更新
ブルガリのブルガリブルガリBB33GLSKPについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2017年6月の安値と2022年5月の安値を比較し現在相場を考察。この4年11ヶ月での変動は3万3360円の値上がりだった。

ブルガリブルガリ (ホワイトゴールド) (後期) BB33GLSKPについての考察(2022年5月)

90年代から2000年代中盤頃まで、ブルガリの腕時計は、ロレックスのライバル」といえる程の存在感となっていたかと思いますが、その頃人気だったのが、ブルガリブルガリのブレスレットモデルだったといえます。

また、ブルガリブルガリには、様々なラインナップがあり、最上級モデルとなると、このBB33GLSKといった「両面スケルトン」や、プラチナのBB33PLなどが存在。これらは、「憧れのブルガリといった印象だったといえます。

余談ですが、両面スケルトンモデルについては、見た目の豪華さから、一定の人気度があったようで、筆者は2002年頃、深夜の繁華街で、これをつけている人を高頻度で見た記憶があります。

この両面スケルトンには、YGとWGがあるのですが、YGが多い傾向。ただ、2016年頃まで両者の相場は同じぐらいといったところで、ともに55万円前後といった水準でした。

それが2017年になるとYGは30万円台後半に下落。ただ、紆余曲折あった後、現在では50万円以上に回復しているといえます。

その一方で、WGについては、それほどの下落が見られず、特にこの「後期WGスケルトン」については、YG水準が安価だった2017年水準でも約49万円という状態でした。

その反面、WGは2017年から今にかけて、それほど上昇することもなかったため、“大きな変動がない”という様子であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2017年6月
の安値
2022年5月
の安値
変動額 残価率
ブルガリ
ブルガリブルガリ
(ホワイトゴールド)
(後期)
BB33GLSKP
中古 4年
11ヶ月
¥494,640 ¥528,000 33,360 106.74%

この世代のブルガリブルガリには、いくつかの世代があるのですが、最終形態は、ベゼル部分の「BVLGARI」表記が横に長い形状となっています。

この両面スケルトンの場合、前期モデルが多いため、最終世代の数は少なく、前期よりも高値となっている印象です。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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