90年代から2000年代中盤頃まで、ブルガリの腕時計は、「ロレックスのライバル」といえる程の存在感となっていたかと思いますが、その頃人気だったのが、ブルガリブルガリのブレスレットモデルだったといえます。
また、ブルガリブルガリには、様々なラインナップがあり、最上級モデルとなると、このBB33GLSKといった「両面スケルトン」や、プラチナのBB33PLなどが存在。これらは、「憧れのブルガリ」といった印象だったといえます。
余談ですが、両面スケルトンモデルについては、見た目の豪華さから、一定の人気度があったようで、筆者は2002年頃、深夜の繁華街で、これをつけている人を高頻度で見た記憶があります。
この両面スケルトンには、YGとWGがあるのですが、YGが多い傾向。ただ、2016年頃まで両者の相場は同じぐらいといったところで、ともに55万円前後といった水準でした。
それが2017年になるとYGは30万円台後半に下落。ただ、紆余曲折あった後、現在では50万円以上に回復しているといえます。
その一方で、WGについては、それほどの下落が見られず、特にこの「後期WGスケルトン」については、YG水準が安価だった2017年水準でも約49万円という状態でした。
その反面、WGは2017年から今にかけて、それほど上昇することもなかったため、“大きな変動がない”という様子であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年6月 の安値 |
2022年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ブルガリ
ブルガリブルガリ (ホワイトゴールド) (後期) BB33GLSKP |
中古 | 4年 11ヶ月 |
¥494,640 | ¥528,000 | 33,360 | 106.74% |
この世代のブルガリブルガリには、いくつかの世代があるのですが、最終形態は、ベゼル部分の「BVLGARI」表記が横に長い形状となっています。
この両面スケルトンの場合、前期モデルが多いため、最終世代の数は少なく、前期よりも高値となっている印象です。