腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

半年前の指摘は正しかった、ヨットマスター168622

2022年6月10日更新
ロレックスのヨットマスター168622について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年12月の安値と2022年6月の安値を比較し現在相場を考察。この6ヶ月での変動は18万3001円の値上がりだった。

ヨットマスター 168622についての考察(2022年6月)

去年の12月に、「検討する価値ある1本」として紹介した168622

その理由は、2021年12月時点において、「2年間における変動額が10万円未満」だったからです。

そんな168622でありますが、現在の様子を見てみると、なんと2021年12月よりも約18万円高という状態。

やはり半年前の指摘は正しかったといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります
3年保証 ロレックス ボーイズ ヨットマスターロレジウム 168622 P番 SS プラチナ シルバー文字盤 自動巻き 腕時計 中古 送料無料

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年12月
の安値
2022年6月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
168622
中古 0年
6ヶ月
¥729,999 ¥913,000 183,001 125.07%

この168622、2019年12月が約63万円だったのに対し、2021年12月水準が約72万円という状態でした。

2019年12月は下落トレンド時である一方、2021年12月は、そこから「ガバッと上昇」といえる時期であります。

実際、この168622のメンズサイズにあたる16622は、2021年12月時点できちんと伸びていたわけですが、なぜだかこっちはあまり伸びていなかったのです。

168622は、ボイーズサイズのスポーツモデルという珍しい存在でありますが、2019年頃までの値動きは16622と同じように変化するという傾向がありました。

そのため、2021年時点の168622は、取り残されたかのような状態だったわけで、筆者としては「安い」と思ったのです。そして、その通り今にかけて168622の相場は変化したといえます。

実際、2019年12月⇒2021年12月の2年間では9万円ほどの上昇にとどまっていた168622ですが、2021年12月⇒2022年6月の半年間では約18万円の上昇となっているわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。