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派手な文字盤が評価されている様子、クロノタイム79280黄色文字盤

この記事で紹介しているクロノタイム79280は、

  • 5連ブレスレット
  • 黄色文字盤
  • タイガー(タイガー・ウッズとのコラボを示す)
  • という組み合わせですから、数年前までは、最も安価な価格帯に位置するクロノタイムだったわけですが、今となっては70万円台といった状態。

    では、現在同じような水準でどういったクロノタイムが購入可能かというと、なんとロレックスパーツ」が使われている世代が狙えてしまうのです。(リューズがロレックスマークの個体が、約77万円、約78万円、約79万円などで売られている)

    先に述べたように、数年前まで「ロレックスパーツ世代」と、「派手な文字盤色」とでは、相場がずいぶん異なるといった様子があったわけですが、今では両者は同じような水準になっていることに驚きます。

    かつて最も評価されている印象だった「ロレックスパーツ世代」は、2018年頃からあまり値動きせず、今年5月の記事でも「2018年からほぼ変わっていない」という表現ができたほどでした。

    それに対して、タイガー世代の「派手な文字盤色」モデルには、ガバっと上昇という変化が発生。

    その結果、「ロレックスパーツ世代」と、「派手な文字盤色」が同じような水準になっているという現象が起こっているといえます。

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    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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