という組み合わせですから、数年前までは、最も安価な価格帯に位置するクロノタイムだったわけですが、今となっては70万円台といった状態。
では、現在同じような水準でどういったクロノタイムが購入可能かというと、なんと「ロレックスパーツ」が使われている世代が狙えてしまうのです。(リューズがロレックスマークの個体が、約77万円、約78万円、約79万円などで売られている)
先に述べたように、数年前まで「ロレックスパーツ世代」と、「派手な文字盤色」とでは、相場がずいぶん異なるといった様子があったわけですが、今では両者は同じような水準になっていることに驚きます。
かつて最も評価されている印象だった「ロレックスパーツ世代」は、2018年頃からあまり値動きせず、今年5月の記事でも「2018年からほぼ変わっていない」という表現ができたほどでした。
それに対して、タイガー世代の「派手な文字盤色」モデルには、ガバっと上昇という変化が発生。
その結果、「ロレックスパーツ世代」と、「派手な文字盤色」が同じような水準になっているという現象が起こっているといえます。
斉藤由貴生 新しい著書のご案内
資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
|
|
データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 333ページ |
|