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現在相場考察

エクスプローラー水準に追いついた、オイスターパーペチュアル14203M

2022年8月26日更新
ロレックスのオイスターパーペチュアル14203Mについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年4月の安値と2022年8月の安値を比較し現在相場を考察。この1年4ヶ月での変動は21万8328円の値上がりだった。

オイスターパーペチュアル 14203Mについての考察(2022年8月)

2000年前後といった時代、エクスプローラーのコンビ版といった印象があった14203

この14203Mは、ムーブメントがツインブリッジになった新ムーブメントを搭載したことによってリファレンスに「M」がついたバージョン。エクスプローラー114270エアキング14000Mなどと同じ年式であります。

これまで、1420314270と同じような値動きという感覚があったわけですが、2021年にはエクスプローラーが上昇したことによりをつけられていました。

ただ、そんなエクスプローラー14270114270)は、この1年あまり相場が変わっていない状況である一方、この14203Mなかなかな上昇となっている状態。

そのため、再び14203Mは、エクスプローラー水準に追いついたといえる様子となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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中古 ロレックス ROLEX オイスターパーペチュアル 34 14203M Y番(2002年頃製造) グレー メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年4月
の安値
2022年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
オイスターパーペチュアル
14203M
中古 1年
4ヶ月
¥479,600 ¥697,928 218,328 145.52%

14203Mは、14000よりも数が少ないためか“相場が高い”傾向がありましたが、2021年からはそういった状態が見られなくなり、現在でも同様だといえます。

ただ現在14203では、このグレー文字盤の中古個体がないため、14203Mとの相場差は不明であります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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