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緑サブよりも残価率が残っている、GMTマスター2 116710BLNR

今年といえば『2月頃までガバっと上昇⇒3月頃から下落』という値動きがありますが、ロレックスの場合4月までに下落して、その後は値動きが停滞という状態が多く見られました。

けれども6月頃から、再び値下がりが発生し、デイトナ116500LNや緑サブ116610LVなどは、6月以降、何度も下落している様子が見られる状態となっています。

この116710BLNRは、それらと比べると、長らく値動きしないという状態が続いていたといえます。

また今回、値下がりしたとはいえ、4月⇒8月の残価率も約94%という状況。

ただ、2月⇒4月では、残価率が約85%となっていたため、ピーク時から現在までにかけての残価率は、トータルで80.51%となります。

“残価率が残っている方”だといえる116610LVのピーク時⇒8月までの残価率が77.02%であるわけですが、やはり、GMTマスター2116710BLNRは、それよりも残価率が残っている状態です。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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