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現在相場考察

200万円超え、シードゥエラー116600

2022年9月25日更新
ロレックスのシードゥエラー116600について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年4月の安値と2022年9月の安値を比較し現在相場を考察。この1年5ヶ月での変動は39万7650円の値上がりだった。

シードゥエラー 116600についての考察(2022年9月)

2014年に、“6桁世代のシードゥエラー”として登場した116600ですが、2017年からシードゥエラーが新6桁へと移行したため、結果的に3年程度の生産期間となってしまいました。

そのため、116600は生産終了が発覚するや否や急上昇した経緯があります。

ただ、その後はあまり目立った値動きをせず。2017年の急上昇後における主な動きは、2019年上半期と2021年4月ぐらいだったといえます。

そんな116600ですが、現在水準はどうなっているかというと、約202万円。2021年4月水準に対して40万円近い値上がりとなっている様子です。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年4月
の安値
2022年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
シードゥエラー
116600
中古 1年
5ヶ月
¥1,632,000 ¥2,029,650 397,650 124.37%

この116600、2021年4月時点で116660Dブルー文字盤超えとなっていましたが、現在でも“Dブルー以上”ということに変わりありません。

なお、今年といえば、『2月頃まで急上昇⇒その後下落』といった値動きがありますが、116600については、2月に200万円超えとなってから、そこまで大きく変わらない状態だといえます。

そういった意味では、もう少し早く116600の様子を取り上げるべきだったわけですが、実は少し前まで116600のボトム価格は“わかりづらい”状態となっていました。

それは、ボトム価格と2番目に安価な個体との価格が離れているといったことだったわけですが、現在ではそのような状態がだいぶ解消されているため、記事化した次第です。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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