カルティエのタンクには、様々な種類がありますが、最も高いのはタンクアメリカンという印象です。
タンクアメリカンは、K18かプラチナのみのラインナップ。すなわちタンクの上級モデルであるわけですが、そういったこともあり中古相場は他のタンクよりも明らかに高い立ち位置となっています。
そして、このタンクバスキュラントもまた、タンクアメリカンかそれ以上の中古相場。現在の相場だけを見ると、「WGモデルだから高い」というように思ってしまうところですが、実はこれSSモデルであります。
更に凄いのは、2019年3月時点での中古相場が約24万円だったという点。実はこのバスキュラント、こういった評価となったのはここ最近のことなのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年3月 の安値 |
2022年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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カルティエ
タンク バスキュラント (手巻き) W1011358 |
中古 | 3年 7ヶ月 |
¥248,149 | ¥1,331,000 | 1,082,851 | 536.37% |
このバスキュラントW1011358は、2020年頃まで20万円前後といった中古相場だったわけですが、今年になると一気に100万円以上という水準にまで到達したのです。
こういった「凄まじい伸び」は、カルティエではあまり例がなく、かなり珍しい値動きだといえます。