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現在相場考察

70万円台に到達、サントスガルベW20098D6

2022年10月27日更新
カルティエのサントスガルベW20098D6について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年8月の安値と2022年10月の安値を比較し現在相場を考察。この1年2ヶ月での変動は16万9456円の値上がりだった。

サントスガルベ W20098D6についての考察(2022年10月)

長らく30万円台という水準だったサントスガルベのXLサイズ、W20098D6ですが、2018年10月に40万円台となって以降、様子が変わっていった経緯があります。

ただ2018年に「高くなった」と驚いて以降は、特に大きな変化がなく、2020年には一旦下落し、再び30万円台に戻ってしまいます。

その後は、同年10月に約41万円にまで回復し、2021年8月には約54万円にまで上昇していました。

2018年を境目に、サントスガルベのXLサイズは目立った変動をするようになったといえますが、今ではLMサイズ(XLより小さなメンズサイズ)についても値動きが活発化。

以前と比べて、サントスガルベへの注目度は上がっている様子だといえます。

そして、このW20098D6の現在水準もまた、そういったことを裏付けるかのような値動きとなっており、現在水準はなんと70万円台に到達している状態であるのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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中古 カルティエ CARTIER サントス ガルベ XL W20098D6 シルバー メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年8月
の安値
2022年10月
の安値
変動額 残価率
カルティエ
サントスガルベ
W20098D6
中古 1年
2ヶ月
¥549,999 ¥719,455 169,456 130.81%

このW20098D6は、現在約71万円という水準になっているのですが、これはこれまでのW20098D6の中古相場としては過去最高値更新といった状態です。

ちなみに、この世代のXLサイズにはコンビモデルもあり、そちらは中古市場に滅多に出ることがなく「レア」という印象があるのですが、先日約74万円で売りに出たところ数日の間に売切れとなってしまっています。

このようなことから、サントスガルベ更に高い注目度となっているように感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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