腕時計投資新聞

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2022年11月8日更新

激レアなモデル、カレラCS3112

復刻カレラは、1996年にデビューした後2001年頃をもって生産終了となっています。

1996年デビューから最後までのラインナップ

  • CS3110(銀文字盤)
  • CS3140(↑のYG版)
  • 1996年から1999年頃までのラインナップ

  • CS3111(黒文字盤)
  • 2000年からのラインナップ

  • CS3112(インダイヤルに縁がついた黒文字盤)
  • CS3113(サーモンピンク文字盤)
  • 上記がクロノグラフのラインナップであるわけですが、2001年頃にこの世代の復刻カレラが生産終了となったため、2000年デビューモデルが最も生産年が短い傾向があるわけです。

    そして、サーモンピンク文字盤は、その見た目のイレギュラー感からあまり選択する人が多くなかったと推測でき、中古流通量はかなり少なめ。だから、現在の中古市場では2年に1度出るか否かというほどレアな存在となっているわけです。

    ちなみに、サーモンピンク文字盤が、なぜ復刻カレラに登場したかというと、当時のタグホイヤーがこの色の文字盤を積極的にいろんなモデルに採用していたからだと思います。

    その頃のキリウムS/elといったタグホイヤーを見ると、このCS3113と同じ色合いの文字盤があります。

    サーモンピンク文字盤2000年頃において、最新カラーという感覚がありました。

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    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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