現在、「値下がり」となっているモデルは、値下がりといっても依然として2022年1月水準並といったケースが多いわけですが、このブラックアウトについては2021年12月水準を40万円近く下回るといった状態になっています。
14270ブラックアウトは、日本で「ロレックスブーム」とされていた1999年頃から、抜きん出て高い相場となっている、歴史ある“高値モデル”でありますが、近年は「値動きしない」といった傾向がありました。
実は、このブラックアウト、2019年3月に約248万円に達していたのですが、その後約159万円にまで下落するなどしたため、長らく「2019年超え」とならなかったのです。
そして、2021年12月に298万円となり、ようやく2019年3月水準よりも高い状態となったわけですが、そうかと思ったら、今回また値下がりしている様子。
ただ、現在水準の約258万円はかろうじて2019年3月水準よりも高い状態であるため、「再び2019年水準以下」とはなっていません。
とはいえ、現在水準は2019年3月水準に対して10万円高という範囲。
他の人気モデルにおける「2019年3月と2023年1月水準の差」を考えると、14270ブラックアウトは今、お買い得な1本に思えます。
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