デイトナ16520の白文字盤を前回お伝えしたのは、2022年1月。その頃といえば、“多くのモデルが急上昇”という傾向となっていましたが、この白文字盤も「3ヶ月で約50万円の上昇」という値動きをしていました。
しかし、現在水準は約360万円となっており、2022年1月水準を15万円程下回っている状態です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年1月 の安値 |
2023年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 16520 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥3,750,000 | ¥3,600,080 | -149,920 | 96.00% |
2022年といえば、『年始に急上昇⇒その後下落』という値動きがありましたが、“下落”といっても、本格的な値下がりではなく、急上昇した分の一部が失われるといった感覚がありました。
そのため、2022年の値下がりは、「下落」というよりも「落ち着いた」という印象になっていたわけですが、それが近頃では「はっきりとした下落」に変わってきているように思います。
実際、相場全体の様子を見ても、これまでは「ー」といった線をグラフが描いていたわけですが、今年1月中旬からは右肩下がりといった状態になっています。
また、総合分析機能を使って16520を分析してみても、『2022年⇒2023年ではっきりとした下落状態』となっているわけです。

2022年以降、「下落状態」をお伝えする場合、「数ヶ月前と比べていくらの下落」といったことが多かったわけですが、2023年になり、1年前と比べても「値下がり状態」という状態に変化しました。
相場全体が上昇傾向だったのは2022年の3月頃までですから、それから1年後の今、値下がりとなるのは当たり前といえば当たり前です。
ただそれを分かっていても、こういった16520の状態を見ると、これまで以上に「値下がり」というインパクトを強く感じられるようになったと思います。