ブルガリが日本で大流行していた2000年に「新作」として華々しくデビューしたレッタンゴロ。
大きな「3」と「9」が特徴的な角型モデルというこのレッタンゴロは、当時の“ブランド好き若者”に熱い目線で注目されていたといえます。
しかし、今となっては「レッタンゴロ」の知名度は高くなく、この存在を知っているという人は多くないかもしれません。
レッタンゴロは、角型モデルであるがゆえに、ケースサイズは「縦」で表示されているわけですが、このRT45Gは「縦方向が45mm」というモデル。当時のメンズサイズであります。
そんなメンズサイズのレッタンゴロでも、このRT45Gは、末尾の「G」が示すように、K18のモデル。
つまり、レッタンゴロの中でも「超高級」な存在であるわけです。
しかし、そんなK18レッタンゴロは今、K18の機械式腕時計であるにも関わらず、約39万円で購入可能なのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年1月 の安値 |
2023年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ブルガリ
レッタンゴロ RT45G |
中古 | 6年 1ヶ月 |
¥298,000 | ¥398,000 | 100,000 | 133.56% |
このレッタンゴロ、前回紹介した2017年1月水準と比べると、実は10万円の上昇という値動きをしているのですが、こういった値動きは、他のK18ブルガリと同様の動きといえるかと思います。
スポーツのK18モデル、CH35Gは、長らく30万円台後半という水準に位置していましたが、2021年1月に「12年ぶりの大きな変化」が発生。その際、約46万円という水準に到達したわけです。
おそらくですが、このRT45Gも、それと同じように上昇したのだと思われます。
とはいえ、このRT45Gの場合、約29万円から約39万円になったという“差”であるため、今でもK18の機械式腕時計としては、比較的安価に購入可能というポジションに変わりありません。
2000年代前半当時、このレッタンゴロに憧れたという方は、このお得なK18の豪華モデルを検討してみたら楽しいと思います。