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1年前からの残価率が約93%、ヨットマスター2 116688

ヨットマスター2は、2008年にオイスター系初のコンプリケーションモデルとしてデビュー。ケースサイズは44mmという巨大サイズであるなど、なにかとインパクトが強いモデルで、デビュー当初はK18モデルのみという構成だったなど、スポーツ系のフラッグシップに位置する存在だといえます。

そして、ヨットマスター2の中で、このイエローゴールドは最も高値な中古相場というポジションとなっています。

では、そういった116688がなぜ、他のスポーツモデルと比べて弱い値下がりとなっているのでしょうか。

その答えは、昨年3月時点にあるのですが、2022年3月の116688の伸びが他と比べて“弱かった”という経緯があるのです。

116688は、2022年3月に『半年で約123万円の上昇』だったわけですが、同時期他のK18スポーツモデルは『200万円以上の上昇』という動きが目立っていました。

ですから、116688は1年前時点での伸びが鈍かったがために、大きな下落もしていないということなのだと思います。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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