ヨットマスター2は、2008年にオイスター系初のコンプリケーションモデルとしてデビュー。ケースサイズは44mmという巨大サイズであるなど、なにかとインパクトが強いモデルで、デビュー当初はK18モデルのみという構成だったなど、スポーツ系のフラッグシップに位置する存在だといえます。
そして、ヨットマスター2の中で、このイエローゴールドは最も高値な中古相場というポジションとなっています。
では、そういった116688がなぜ、他のスポーツモデルと比べて弱い値下がりとなっているのでしょうか。
その答えは、昨年3月時点にあるのですが、2022年3月の116688の伸びが他と比べて“弱かった”という経緯があるのです。
116688は、2022年3月に『半年で約123万円の上昇』だったわけですが、同時期他のK18スポーツモデルは『200万円以上の上昇』という動きが目立っていました。
ですから、116688は1年前時点での伸びが鈍かったがために、大きな下落もしていないということなのだと思います。
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