1997年に登場した初代モデルの場合、
※上記2機種は1998年から。1997年は5060という33mmのモデルのみ。
という2種類の展開だったのですが、
2007年に出た二代目モデルの場合、
というサイズ展開になったのです。
ということで、初代では大きなほうの5×65は、二代目では小さいほうのサイズとなりました。
しかも、5156にはステンレスブレスレット仕様は存在せず。
でもって2009年に製造終了となったら、あまり注目されなくても仕方がないかもしれません。
このアクアノートのように、2000年代にモデルチェンジしたノーチラスも、いくつかサイズが小さいものは短い年数で生産終了となっています。
ただ、ノーチラスの場合、小さいサイズは2ピース構造で裏スケという希少要件を満たしているため、人気要素を秘めている存在。
しかし、この5165の場合は主にケースサイズのみの違いとなっており、5167に対して分かりやすい優位性があるというわけでもない印象。
そのためか、流通相場は5167より若干安いという感じです。
ただ、驚くべきことは、この時計が2012年に110万円以下で売られていたということ。
2012年といえば、すでにアクアノートが高値となってから随分と月日が経った年。
特に二代目のモデルはデビューしてから年数が短く“新しい”という印象があるため、初代よりも高値な傾向。
あくまで感覚に過ぎませんが、110万円以下で売られているというのはあまり見かけない印象です。
よって、この頃と比較して65万円の値上がりというのは驚きに値しません。
ということで、これは“買っておけば良かった1本”。
特にラバーベルト仕様のアクアノートってつけ心地がものすごく良く、毎日使っても疲れない時計。
値上がりだけでなく、使える相棒としてもかなり良い選択だったと思います。
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