下落した結果、現在の16519水準は、116519と同程度。
2019年以降、16519は116519よりも“かなり高値”となっていたのですが、それが“ほぼ同じ”になってしまったことになります。
16519は、エルプリ世代としては唯一のWG、なおかつ96年デビューであるため、116519等が登場した2000年までの短い期間しか生産されていません。
だから、レア感が分かりやすいデイトナともいえるわけで、そのようなことから、これまで16519のほうが116519よりもダントツに高い評価となっていたといえます。
それに対して116519には、そういった希少性がないため、これまで「革ベルトのデイトナ」として、K18モデルとしては比較的お得感がある価格帯に位置していたといえたわけです。
しかし、2021年からは116519(メテオライトやデイトナビーチでない通常版)も高く評価されるように変化しました。
2022年まで16519は、『評価されるようになった116519よりも“更に凄い状態”』となっていたため、両者の相場差は開いていましたが、今では16519が下落したことにより、116519との差がほぼない状態となっているわけです。
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