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2019年7月水準との差が30万円、ロイヤルオークオフショア26237ST.OO.1000ST.01

このところの人気モデルの値動きといえば、「2022年3月頃までに急上昇⇒その後下落」でありますが、下落した結果、現在では2021年秋頃並となっているモデルが多いように感じます。

つまり、値下がり状態であるものの、2019年水準と比べると「大きな差」がある状態というわけです。

それに対して、この26237ST.OO.1000ST.01は2019年7月水準との差が30万円という状態です。

「2019年水準との差が30万円程度」ということについては、他のモデルと比べると分かりやすいので、先日紹介したデイトナ116509黒文字盤を例としてみましょう。

116509黒文字盤は、今年1月⇒現在でも値下がり傾向となっている様子ですが、現在水準は約427万円

このオフショア26237ST.OO.1000ST.01と「迷える」ぐらいの価格帯にあるといえます。

しかし、2019年7月頃時点での116509黒文字盤はどういった様子だったかというと、280万円(2019年6月)だったわけです。

当時、その水準でも116509黒文字盤は「上昇」方向の動きだったわけですが、この26237ST.OO.1000ST.01とは比べ物にならないぐらいの価格帯にいたのです。

それが今や、26237ST.OO.1000ST.01と116509黒文字盤は「どちらにしようか」と迷えるぐらい、近い価格帯となっているわけです。

そういった意味で26237ST.OO.1000ST.01は今、なかなか検討する価値がある1本なのではないかと思います。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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