なお、このラジオミールPAM00136は、2002年に登場したモデル。2005年にも販売されたようですが、特徴としては、103番をそのままダイヤ文字盤化したモデルとった感じです。
ちなみに103番は先日160万円台という水準に達してたため、そのダイヤ文字盤仕様の136番との差は100万円未満ということになります。
かつての103番対ダイヤ文字盤の差、及びルミノールのダイヤ文字盤との関係を考えると、現在136番はお得感がある状態だと思います。
なお、この136番は、103番と同様、ゼニスエリートベースのムーブメントが搭載されているのですが、2001年までに作られていたラジオミールのダイヤ文字盤にはフレデリックピゲが搭載。
そちらは、ベゼルの形状等が103番など通常のK18ラジオミールとは異なり、より特別な印象があります。
フレデリック搭載のダイヤ文字盤と比べると、136番は安価というポジションだといえますが、だからといって、ルミノールベースよりも安価というのは異例だといえます。
ちなみに、現在ルミノールベースでも30番については約219万円で売られている様子。30番は、バー部分がバケットダイヤということや、生産年がA番(1998年から)ということもあって、かつては130番よりも高値という印象がありました。
ただ、その30番の現在水準と比較しても、このラジオミールPAM00136は、ほぼ同水準という状態。
いずれにしても、PAM00136は現在お得感を感じられるという結論になるといえます。
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