126600は、デビュー時の新品実勢価格価格こそ、他のスポーツロレックスと比べて高かったものの、それから2021年まで“大きく変わらない”となったことにより、相対的な価格序列は“上の方”ではなくなっています。
ただ、2022年3月といった時期において、126600は上昇。その際、「デビュー以来、最も変動した」状態となったといえました。
しかしながら、その後は全体的な下落トレンドに伴って、126600も値下がり。とはいえ、他のスポーツモデルと比べると“歩幅な下落”といったところにとどまっていたわけです。
それが、ちょうど1年前、すなわち2022年7月の状態だったわけですが、それから今にかけて126600の相場はほぼ変わっていないという状態。
人気モデルの多くは、『2022年上半期に急上昇⇒その後下落』となった結果、現在では2021年秋水準以下ということがめずらしくありません。
それに対してこの126600は、1年前とほぼ同様という状態であるわけですから、今でも“歩幅な下落”にとどまっているということになるわけです。
126600は“値下がりしていない”という優秀さがある反面、スポーツロレックスといったキャラクターなのだから、もう少し値動きしても良いのでは、とも思います。
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