現在、『今年の2月水準と比べると回復状態』というモデルが多くみられる状況だといえますが、それらとは異なり、この16520白文字盤は下落。なぜそうなったのかというと、2022年時点で16520白文字盤がそこまでの下落となっていなかったからだと推測できます。
というのも、16520白文字盤は、2022年1月水準が375万円だったのに対し、2023年2月水準が約360万円。2022年上半期といった“高い時期”から2023年2月までの変動額は、15万円ほどの下落に過ぎなかったわけです。
そして、その後も白文字盤水準は大きく変わらなかったため、これまで白文字盤は、他の人気ロレックスと比べるとそこまで大きな下落となっていなかった側面があるのです。
ですから、今回の下落は、“他のモデルで2022年に発生した下落”が遅れてきたという感じなのではないか、と筆者は思っているわけです。
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