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K18ブレスレットの現在水準、カラトラバ5107/1G

さて、そんな5107/1Gでありますが、現在水準は約456万円というように、2020年6月に対して約247万円の値上がり状態。

これは、一見すると「K18ブレスレット」に対する評価が反映されたというように感じます。

しかしながら、同じWGの革ベルトモデル、5107G-001の現在水準が約356万円ということを考えると、依然として5107/1Gにはお得感があるといえます。

2020年において、5107/1G210万円台5107G180万円台だったわけですから、現在の“ブレスレット 対 革ベルト水準”は、以前よりも開いたといえます。

ただ、その一方で、革ベルトと比べて金の含有量が圧倒的に多いK18ブレスレットのパテックフィリップ水準として、現在の5107/1G約456万円は相対的にお得感があると感じます。

実際、ロレックススポーツモデルは500万円以上という水準が目立っているわけですから、それよりも安価というのは、筆者個人的には狙い目なのではないか、と思うのです。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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